ウインドウズタブレットを使ってみて

LAVIE TAB Wがわたしのところにやってきて一週間が過ぎました。そろそろレビューしてみたいと思います。

1.これがいい

2.これが微妙

3.結局買ってよかったのか

1.これがいい

さて、ウインドウズタブレットのいいところ、これは言わずもがな、WindowsOSがフルで動くことでしょう。ウインドウズでしか動かないソフトもありますので、非常に助かります。しかも、それがいつでも手元にあるんですよ。これはすごいことです。

2.これが微妙

残念なことに、わたしの使い方ではいいところより使い辛い部分が目立ちます。

まず、マウスとキーボードがないと使いにくいことは間違いありません。TouchMousePointerというソフトを入れて使っていますが、普段からマウスやキーボードを使っていますので、やはり使いにくく感じます。

ブックリーダーとしての使い心地もいいとはいえません。これはアプリの少なさが問題なのでしょうが、自炊した漫画の読み込みができません。本体に保存したものは見れるのですが、SDカードから直接読み込めないのです。これでは意味がない。ほかに、電子書籍としてhontoというサイトを利用していますが、こちらは画像が荒すぎて見れたものではありません。iPadでもAndroid全然問題ないのに。

バッテリーの保ちも悪いです。ノーマルだと寝る前に100%でも朝にはほぼ空になっていました。スリープ中はwifiを切るなどの省電力設定をしないと使いたい時に使えない羽目になります。

地味に気になるのが、パスワード入力です。わたしはPIN入力でロック解除にしていますが、入力画面に移ってからテンキーが表示されるまで1秒以上のタイムラグがあります。その待ち時間がいらいらの原因になりそうです。

3.結局買ってよかったのか

わたしはいつでも持ち歩ける、場合によってはポケットに入れて持って歩けるタブレットが欲しかったのです。使う目的によるのは当たり前ですが、わたしのやりたいことに対応するのは難しかったようです。パソコンとして使いたいのなら最初からネットブック、あるいはキーボードとタッチパッド付きのウインドウズタブレットを買ったほうがいいです。タブレットとして使いたいなら、素直にiPadまたはAndroidを買いましょう。

個人的な感想ですが、なまじパソコンとしても使える分、タブレットという本来の使い方ができないように感じます。そして、パソコンとして使ってしまって不満がたまってしまうのでしょう。それなら、最初からタブレットに最適化されたOSを搭載し、ウインドウズとの連携がばっちりなシステムを作ったほうがよかったような気がします。その点、アップルは上手でしたね。

今のメインパソコンがすでに6年使っていることを考えると、そろそろ買い替えが必要になります。Macが気になってしまっています。でも高いんですよね。アップルに取り込まれるか、踏みとどまるかの瀬戸際です。仮にMacを買ったとしても、ウインドウズが必要な状況にあることは変わらないので、しばらくはLAVIE TAB Wを使ってみるつもりです。もっと良い使い方を見つけることができればいいんですが。