新しい三脚が欲しい。どんな三脚が欲しいのか、要求事項を整理したらLeofoto Ranger LS-323Cにたどり着いた。

皆さん、こんにちは。
写真を撮っていると、つくづくお金のかかる趣味だと思います。
カメラ本体やレンズはもちろん、フィルター、そして三脚。
今回は三脚のお話です。

  1. 手持ちの三脚の不満点
  2. 希望する三脚の条件
  3. どの三脚がいいだろうか

①手持ちの三脚の不満点

現在、私の手元にはSLIK U9800とTycka TK102があります。


前回稲佐山に持っていく三脚をミスったという話をアップしましたが、現在どちらの三脚にも不満点があります。
まずSLIK U9800ですが、こちらは単純に耐荷重が不足していること。これは機材がD800Eへ移行したことに伴って生じた不満なので、SLIKが悪いわけではありません。
しかし、現実問題としてD800Eを使うにはあまりにも頼りない。
もうひとつがローポジションが取れないこと。最低高が59cmなので、ローポジション、ローアングルの写真は不可能です。

Tycka TK102です。こちらの不満点はまず高さ。
ご覧のとおり、最大まで高さを上げれば身長164cmの私のアイポジションまで上がります。しかし、センターポールは最大まで上げていますし、開脚の角度も一番狭い状態です。
ここにD800Eと24-70F2.8を載せると、けっこう不安定になります。
稲佐山のように風の強い場所では安定しない可能性が高いです。
かといって開脚角度を最大にし、センターポールを下げると柵をかわすことができません。
また、ローポジションもとれません。
この三脚を買う時点でローポジションでも撮りたいと思っていたのですが、なぜかこのとき失念していたようです。
もしかしたら、別の三脚と勘違いしていたのかもしれませんが、いずれにせよ最低高●cmでは私の希望する写真を撮るのは難しいです。

②希望する三脚の条件

では、全部の不満を解決してくれる夢の三脚はあるのでしょうか。
改めて今欲しい三脚の要求事項をまとめてみましょう。
現在私の手持ちの機材で最も重いのは、D800Eと24-70F2.8(合計2kg以上)です。これを載せることを前提に考えます。

●剛性
上記機材を載せて、身長164cmの私のアイレベルを確保した上で、風の強い場所でも安定していること。
T102のパイプ径は25mmと思われます。
段数は4段。
収納サイズは46cmほどです。
そう考えると、パイプ径は少なくとも30mmは欲しいかな。
段数は3段か4段。
カメラザックのサイズがそれなりに大きいので、60cmほどの収納サイズでも問題ありません。

●最大高と最低高
足台に乗るほどの高さは必要ないけど、身長より少し高いぐらいまで高くできるといいです。
雲台とカメラ自体の高さを加味すると、最大高は150cmぐらいまで必要でしょうか。
ローポジションを取れることは絶対条件。カメラが大きいことを考えると、最低高は10cmぐらいまで下がるといいかな。
その条件だとセンターポールなし、または取り外しができることが条件になります。
3段✕60cmだと180cmになりますね。あれ?
ああ、そうか。脚を開くから掛け算しても正確な数字にはならないんだ。
カタログを確認しないと間違えるところだった。
ただ、最低高に関しては、最近の三脚にあるセンターポールを逆にしたり横に付けたりできる機能を使ってもいいかなとは思っています。
また、wise cameraさんのこの記事を見て、クイックリリースプレートを使うことも考えています。
トータルでいくら掛かるかによって決めていきたいと思います。

●俯瞰
じつはテーブルフォトにもチャレンジしてみたい。
俯瞰で撮ったことは今まで殆どありません。もちろん数少ない写真はすべて手持ちです。
続くかどうかはわかりませんが、そもそもやってみないことには始まらないので、それができるようにシステムを組みたいです。

●価格
実はこれが絶対条件。無い袖は振れません。
Gitzoなどブランド品は高すぎて手が出ません。
三脚に10万、20万。雲台にも同額とか無理ゲーすぎます。
もちろんいいのは分かっていますが、買えるかと言われると、買えませんとしかいいようがない。

●重量
じつはあまり重要ではありません。
もちろん軽いに越したことはありません。
なにせ担いで行くわけですからね。
しかし、私の場合、基本的に移動は車です。
例えば、カーボンとアルミで比較すると、当然カーボンのほうが軽くお高い商品になります。
軽さと価格を比較して、価格が優先されることになるでしょう。

③どの三脚がいいだろうか

さあ、こうした条件に合う三脚を探しましょう。
まずはアマゾンで見てみます。
中心軸横断タイプの三脚は結構あります。
最初はこれを買おうと思っていました。

見つけた瞬間、ほしいものリストに登録したものです。

(アマゾンより引用)

中心軸横断タイプですし、センターポールを逆さにして取り付ければローポジション、ローアングルも撮り放題。

(アマゾンより引用)

お値段も安いです。

しかし、今回具体的な条件を挙げてみると、この三脚は条件に合わないことが判明しました。
それは、パイプ径が25mmであること。
今持っているTyckaの三脚と同じです。
最大高は169.5cmとのことですが、これがエレベーターを含む高さなのかどうかはわかりませんでした。
俯瞰で撮るのはどうでしょうね。
カメラが三脚の範囲から出ないようにとあります。
テーブルフォトなら三脚はテーブルの下まで伸ばせるので、もしかしたらできるかもしれませんね。

もう一つ面白そうだなと思ったのが、NEEWERのこの三脚です。

ふつうセンターポールは三脚の中心を通るものですが、この三脚は違います。
センターコラムという部品により、様々な角度が取れるみたいです。

(アマゾンより引用)

写真で見る限り、ローポジションやローアングルも前に上げた三脚より使いやすそうです。

(アマゾンより引用)

(アマゾンより引用)

なにしろ、センターポールを逆に取り付ける手間がいりません。
ただ、これも上記の条件からいくらか外れています。
パイプ径が28mmです。
25mmよりは太くなっていますが、希望の30mmには達していません。
また、センターポールを伸ばさない状態での高さが140cmとなっています。
最大だと184cmまで行くみたいです。
値段も安いし、惜しいなあ。

ほかにもいろいろ探してみたのですが、どうやら中華の三脚はほとんど同じ商品のブランド違いみたいで、どれもパイプ径が25mmでした。

うーむ。仕方がないので、価格コムで条件を指定して検索してみます。
段数は3段または4段。
最低高150mm未満。
パイプ径30mm以上。
当然並び順は安い順。

そうして一番上に出てきたのが、Leofoto Ranger LS-323Cでした。

(価格コムより引用)

これ、wise cameraさんのこの記事に出てきたやつですね。

https://camera-beginner.sakura.ne.jp/wp/?p=21424

次に出てきたのがマンフロット 055プロアルミニウム三脚3段 MT055XPRO3。

(価格コムより引用)

たぶんこれもwise cameraさんが使っていたやつだ。

https://camera-beginner.sakura.ne.jp/wp/?p=7152

これ以上はちょっと価格的に許容範囲を超えてしまうかな。

これに雲台も足さないといけないので、うーむ、3万円を超えそうですね。
もちろん、コストパフォーマンス的には安いんですが、私には高いです。
すぐには買えないなぁ。
お金貯めよう。

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