皆さん、こんにちは。
レンズ交換式カメラを使っていると、やっぱり欲しくなりますよね、大口径レンズ。
大口径レンズとは、F値の小さいレンズ、そして大抵お値段も高級なレンズです。
そしてボケがおおきい!
D800Eを使っていた頃は24-70F2.8を使っていました。
これは十分大口径レンズで、かなりなボケを楽しめました。
しかし、Z6に変えた際、24-70F4のキットレンズに交換したため、それほど大きなボケは撮れなくなりました。
もちろん、撮り方を工夫すればいいのですが、お手軽にボケを作るにはF値の小さい方がいいです。
ポートレート的な写真も撮るようになったこともあり、大口径単焦点レンズがほしいなと思っていました。
1.なぜシグマ50mm F1.4 EX DG HSMを選んだのか
2.AFが効かない?
3.作例
1.なぜシグマ50mm F1.4 EX DG HSMを選んだのか
F値の小さい単焦点レンズとなれば、第一候補は大抵各社から出ている撒き餌レンズ、ニコンなら「AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G」でしょう。
新品で26000円ほどで購入でき、F値も1.8と低いので、F4とは比べ物にならないほどボケます。
写りも非常に評判がよく、この値段でこの写りはありえないと言う人もいるほどです。
しかし、せっかくなのでF1.4のレンズが欲しかった。
F1.8とどれぐらい違うのか知りたかったのです。
それで、以下の条件で探してみました。
●F1.4
●焦点距離50~85ミリ(ポートレートで使うことを想定)
●AF対応(せっかく瞳AFあるんだから使いたい)
●できるだけお安く。
候補に上がったのは以下の2つでした。
①ニコン AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G
② シグマ 50mm F1.4 EX DG HSM (ニコン用)
ニコンF1.4Gは純正の安心感。でもボケが汚いと不評で、これを買うぐらいならF1.8を買ったほうがいいとの意見が多数ありました。
そんなわけでシグマ50mm F1.4 EX DG HSMをマップカメラさんで購入しました。
開封の儀は面倒くさいので省略。
さっそくZ6に付けてみたところ、なんとAFが動きません。
慌ててシグマのサポートに問い合わせると、ファームウェアのアップデートが必要とのこと。
そうか、なんだかんだで2008年登場のレンズですもんね。
というわけで再び梱包してシグマへ発送しました。
帰ってきたレンズはしっかりAFが利きましたし、瞳AFも動きます。
では、F1.4のボケをどうぞ。
どうですか、この圧倒的なボケ。
後ろもコスモスなんですが、花の形がほぼ分かりません。
ちなみに、一枚目と二枚目は別の日に別の場所で撮っています。
一枚目を撮った日は風が強く、ピンぼけしてしまっていますね。
あと、使ってみて気になったのが、最短撮影距離が45cmであるため寄れません。
大きく撮りたいと思っても、上の写真の大きさが精一杯でした。
人物写真も撮ってはいますが、肖像権の関係もあり、ブログでは載せられません。
F1.4は実はかなり難しいレンズなのだろうと思いました。
私の使い方では、F1.4は星撮影のために必要な気がします。
とはいえ、F1.4がどんなものかを知ることができ、これはこれで良かったです。