みなさん、こんにちは。
長崎の有名スポットの一つに夜景があります。
稲佐山からの夜景は「新・世界三大夜景」の一つに数えられています。
あとの2つは香港、モナコらしいです。
また、2015年には、神戸、札幌と共に「日本新三大夜景」にも選ばれました。
私も長崎に引っ越してから割とすぐに行っています。
しかし、もう一つ長崎には夜景のスポットがあります。
それが鍋冠山という場所から見る夜景です。
地元の方はこちらのほうが親しみ深いとか。
稲佐山より近く見れるのだそうです。
なかなか行く機会がなかったのですが、今回ようやく行くことができました。
鍋冠山展望台
道順としては稲佐山に行くより行きやすいかな。
最後の数百メートル以外は広い道を行くことができます。
平姓年4月に展望台と駐車場をリニューアルしたそうで、とてもきれいでした。
以前は非常に狭かったそうですが、今は駐車場がきちんと整備されています。
スペースはこの他にもあり、20台ぐらいは楽に駐められそうです。
トイレもきれいなものがあるのでありがたいですね。
夜景を撮るときは長丁場になることが多いので。
明るいうちに長崎市を撮っておきましょう。
いずれもトキナー17-35F4で撮っています。
いい感じに夕日も撮れました。
しかし、ここまで撮っていて、懸念材料も浮かんできました。
一つはPM2.5によるかすみ。
市街地を撮った写真を見ていただくと分かる通り、けっこうぼやけています。
もうひとつが手前の木々です。
持っている三脚の高さがあまりないこともあり、画角を狭めないと大きく映り込むことになります。
夜景撮影では真っ黒になるので、これはとても邪魔な部分になります。
そうした不安を抱えつつ、日が完全に沈むのを待ちます。
夜景撮影開始
午後6時30分。
暗くなりましたのでさっそく撮り始めます。しかし寒い。
最初の1枚がこちら。
(24mm、F14、ss6秒、ISO100)[/caption]
懸念していたとおり、手前の木々が真っ暗です。
そして、空が全体の半分にもなり、どちらもすごく無駄なスペースになっていますね。
(31mm、F14、ss10秒、ISO100)[/caption]
31mm、ss10秒で撮り直します。
まだ手前のスペースが広すぎます。
48mmにすると手前の木々がほぼ消えました。
空も3分の1まで減ったので、まあ許容範囲かと。
稲佐山より低い位置から撮っているので、見下ろす感じが少ないです。
結果として空の比率がだいぶ多いのかなと。
トーンジャンプがモチベーションがを下げる
しかし、今回はモチベーションが上がりませんでした。
圧縮しているとわからないかもしれないのですが、PM2.5によるもやで空に盛大なトーンジャンプが発生したからです。
カメラのモニターではっきり分かるレベルで、これはだめだと思ってしまいました。
本当は8時ぐらいまで粘ったほうが夜景らしいたくさんの家の灯りが写ったのですが、空気が澄んだ日に来ようと7時前に切り上げました。
悔しいです。
ちなみに、帰ってから空をばっさりトリミングしたのがこちら。
これだとだいぶ豪勢に見えますね。
写真映えという観点からは稲佐山に行くほうが満足できると思いますが、これはこれでありですね。
ひさしぶりに夜景撮影をしましたが、楽しかったです。
今度はぜひとも空気の澄んだ日に行きたいものです。