キヤノンにするかニコンにするか

一眼レフカメラは当然ながら本体だけでなくレンズも必要です。欲しい規準は以下の通りです。

本体
●フルサイズであること。
●可動式液晶とwifiが搭載されていること
●高感度に強いこと
レンズ
●標準ズーム(純正)
●マクロレンズ

上記3つはまとめて買います。広角ズーム、望遠ズーム、魚眼レンズ、単焦点はいずれ別の時に買う予定です。

まず本体の話です。実は3つの条件を揃えているのはニコンD750とソニーαシリーズ、ペンタックスK-1でした。前回書いたとおり、ソニーとペンタックスは候補から外しましたので、単純に考えればニコンD750になるはずでした。

しかし、ここで予算の壁が立ちはだかります。ニコンD750はいいカメラなだけあって中古市場でも高いんです。当時はマップカメラさんの並品で13万ほどしたと思います。標準ズームだけは純正が欲しかったので、ニコン24-70F2.8G。マクロレンズはタムロン90ミリF2.8にしました。

ばっちり予算オーバーです。これでは買えません。どう頑張っても無理でした。タムロンやシグマのF2.8通しのレンズにしようかとも考えましたが、やっぱり後悔すると思いました。また、F4通しの小三元レンズも真剣に考えましたが、やはり後々後悔すると思いました。

さて、キヤノンはどうでしょうか。キヤノンは6Dしか候補がありませんでした。標準ズームは世代交代のタイミングの問題か、一世代前は古すぎ、現行は高すぎてやはり候補にできませんでした。実はこの時、6DmarkⅡがバリアングルで登場するとの情報がほぼほぼ確定していました。ニコンD750が4年経過していたので、多少高くても6DⅡにしようかと真剣に考えていたのですが、多少どころじゃなく高かった。店頭価格が26万もしたらレンズが買えません。この時点でニコン一本に絞りました。

予算内に収める方法は2つだけでした。レンズを落とすか、本体を落とすかです。レンズを落とすなら他社製大三元か純正小三元。本体を落とすならD610ということになるでしょう。そうするとwifiも可動式液晶もあきらめなければなりません。レンズを落とすならずっと悶々とした思いを抱えることになります。自分の性格から割り切れないのははっきりしていました。

悩みに悩んだ挙句、本体を落とすことにしました。写真を取るのに一番重要なのはレンズと考えたからです。光量の少ない室内の撮影が増えてきた今の自分にとって、明るいレンズが不可欠と判断しました。ここであることに気付きます。それは次回。

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