三脚が倒れてレンズに傷が入った話

皆さん、こんにちは。

風景写真を撮っていて怖いのが、三脚が倒れることではないでしょうか。
皆さんは経験がありますか?
私は今まで経験がなかったのですが、ついに経験しました。
したくなかった、こんな経験。
今日はそんなお話です。

● Tyckaの三脚のネジが緩んでしまう

少し前に三脚についての記事を書きました。

皆さん、こんにちは。 写真を撮っていると、つくづくお金のかかる趣味だと思います。 カメラ本体やレンズはもちろん、フィルター、そして三脚。...

その後、手持ちの三脚にさらなる不具合が出てきていました。
それが、三脚の付け根がゆるくなっていること。
ぷらぷらと揺れるぐらいゆるんでいます。

一度ネジ締めをしたのですが、強く締めると今度は反転して収納ができなくなりました。
仕方なく、ある程度遊びを残してネジ締めしたのですが、また緩んでしまいます。
これがどんな状態になるかというと、移動のために三脚を持ち上げると、足が内側に戻ってくるということです。

そんな不安な状態ですが、このTyckaの三脚を持って星撮りに行きました。

● まさかのヘッドライト故障
実は7月の終わりに行ったので、そこそこ間が空いています。
時間がとれなかったので。
それはいいとして、去年ひまわりを撮った所に行きました。
雲仙市愛野町です。

ここには畑が広がっており、去年は友人たちと来て楽しみました。

その時の写真を2枚ほど。

今年は新たなチャレンジとして、星とひまわりを絡めたかったので、一人できたのですが・・・
しかし、なんとひまわりがもうない。
一週間前にここを通ったときにはまだ満開に近い状態だったんですが、天気や月齢のタイミングから来たこの日にはなくなっていました。
大ショック!!

思ったより光害があったことや、雲が出てきたことで、星もきれいに撮れなかったので、ここでの撮影を諦めて仁田峠に向かいました。

仁田峠はやはり人里離れているだけあって愛野町より星がきれいに見えます。
さっそく撮影開始。
天の川撮りますよ~。
と思っていたら、なんとヘッドライトが故障。
全く光らなくなりました。
星を撮るために来た場所なので、当然まっくらです。
仕方なく、スマホの灯りを頼りに撮影を始めたのですが、これが悲劇の始まりでした。

● 倒れた三脚
構図を調整するために少し動かしたのですが、このとき緩んでいた足が内側に入っていたようです。
しかし、スマホの灯りでは暗くて気が付きませんでした。
そして、シャッターを切る前に当然灯りを消します。
その数秒後・・・
一応暗がりの中でもカメラが傾いていくのが見えました。
慌てて手も伸ばしました。
でも、届きませんでした。
もう真っ青になりましたよ。
三脚に載せていたのはD800+トキナー17-35F4。
中古でどちらも購入しましたが、それでも合わせて14万がパアになったかと思いました。
恐る恐る確認すると、D800のほうには被害はあまりなさそう。
しかし、トキナーは大ダメージ。
レンズ面に傷はありませんでしたが、フードの溝部分に深い傷が入り、フードの取り付けが不可能に。


このときフード付けていなかったんですよね。
なんで付けていなかったんだぁ!
AFもちょっと怪しいです。
音が変なんだよなあ。
トキナーってAFとMFの切り替えがクラッチでするのですが、この部分が非常に動かしづらくなっていました。
間違いなく異常が発生していると思います。

● 結論
本当に三脚をどうにかしなきゃ。
Tyckaの三脚は足が反転することでコンパクトになるのですが、正直この機構の三脚が怖くなってきました。
中華の安物だからということもあるのかもしれませんが、ちょっとトラウマです。
その点、SLIKの三脚は足の内側にストッパーがついているので、今回のような事故は起きないでしょう。
そうするとローポジションが作れないわけですが。

ほんと、どうしましょう。