皆さん、こんにちは。
白木順平です。
皆さんは、超広角レンズを使っていますか?
一般に35ミリ換算で24ミリ以下の画角を持つレンズを言います。
今日は超広角レンズの魅力を語ってみたいと思います。
1 超広角レンズの特徴
2 Fマウントの超広角レンズ
3トキナーを選んだ理由
4 超広角レンズで撮れる写真
1 超広角レンズの特徴
レンズにおける標準域と言われる画角は、35ミリ換算で24〜80ミリ前後の間と言われています。
大三元と言われるレンズは24〜70ミリとなっています。
APS -Cだと 17-50ミリぐらいになるでしょうか。
超広角レンズはそれより下、それも20ミリ以下の物を指すことが多いです。
超広角レンズは以下のような特徴があります。
画角が圧倒的に広い
パースペクティブ
被写体に寄れる
全体にピントが合いやすい
などです。
これらの特徴は標準レンズに比べて癖が強く、メリットにもデメリットにもなります。
なので、その癖を生かすことができれば、とても印象的な写真にできます。
例えば、これなんか超広角レンズのわかりやすい撮り方です。
17ミリで撮りました。
非常に広い範囲が写っており、遠近感も出ていますね。
ただし、これは超広角レンズを手に入れてすぐの頃に撮ったものなので、特性を活かしきれていないです。
慣れてきた頃の写真はあとで上げます。
2 Fマウントの超広角レンズ
価格コムで検索すると、Fマウントフルサイズ対応で広角端24ミリ以下のレンズは36製品ありました。
神レンズと言われるニコン純正 「AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED」(お値段20万円以上)から「SAMYANG 14mm F2.8 ED AS IF UMC」(約5万円)まで、選択肢はいろいろあります。
もちろん、タムロンやシグマもここに製品を投入しています。
まずはニコン。
2007年発売ながら、圧倒的な解像感で神レンズの名を欲しいままにしています。
逆光に弱かったり歪曲収差がひどかったりするようですが、このレンズのためにニコンを使っているという人もいるほど素晴らしいレンズ、だそうです。
20万円以上するので使ったことはありませんが、使ってみたいです。
続いて、タムロンの超広角ズーム。
TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD (Model A012)はF2.8通しでありながら手ぶれ補正を搭載しています。
2018年にモデルチェンジし、コマ収差なども目立たないとか。
お値段は12万ほど。コストパフォーマンスは抜群です。
そして、シグマのレンズです。
シグマは14-24mm F2.8 DG HSMを投入しており、こちらは収差も少ないとか。
そんな中で私が選んだのはトキナー AT-X 17-35 F4 PRO FX 17-35mm F4でした。
3トキナーを選んだ理由
理由は主に2つあります。
1つは低価格という身も蓋もない理由です。
無い袖は触れません。
広角レンズは製作が難しいようで、どれもこれも高いです。
そんな中、この製品は新品で5万円を切っています。
私は中古の良品で30800円で入手しました。
実はNikon (ニコン) Ai AF Zoom-Nikkor 18-35mm F3.5-4.5D IF-EDというニコン純正のレンズが中古だと同価格帯でありました。
しかし、この製品は発売が2002年と古いです。
一方、トキナーは2011年に発売しています。
新しさでトキナーにしました。
2つ目の理由はフィルターが使えるということです。
超広角レンズというのは出目金レンズ、つまりレンズが飛び出しており、普通のフィルターが使えません。
角型フィルターなら使えないことはないのですが、これがまたお高い。
1枚2万円とかするのでとても手が出せません。
しかし、トキナー17-35は普通の丸型フィルターが使えます。
NDフィルターを使いたい身としてはこれはとてもポイントが高かったです。
4 超広角レンズで撮れる写真
そういうわけで18年1月に手にしてからいろいろ撮ってみました。
つがね落しの滝。NDフィルターをつけて糸のように撮影できるのがいいところ。
チューリップをローアングルであおって撮りました。バリアングル液晶が欲しかった。
こういう撮り方は超広角レンズの定番ですね。
仁田峠で撮った星空。かろうじて天の川が見えますが、流石に星を撮るときはもっと明るいレンズが欲しいところ。
超広角レンズは寄れるので、こんな写真も撮れます。
諫早干拓地、フラワーゾーンで撮ったお気に入りの一枚。
いかがでしたか。
星を撮る以外では大満足のレンズです。
値段もお手頃でフィルターも使える。
また超広角レンズを使ったことがないという方は最初の1本としてとても良いと思います。