皆さん、こんにちは。
今年は5月から真夏日となっており、厳しい夏になりそうです。
それはさておき、長崎の名所といえば稲佐山の夜景。
私も何度か行っています。
しかし、我が家から1時間はかかる上、長崎市内の激しい渋滞がいやで1年ほど足が遠のいていました。
しかし、ニコンD800Eを買ってからまだ行っていなかったので、重い腰を上げて行くことにしました。
5月28日の日の入りは19:22だったと思います。
本当は夕日が沈むのも撮りたかったのですが、道に迷って間に合いませんでした。
無料の稲佐山中腹駐車場へようやく到着すると、驚いたことにモノレールのような物がありました。
スロープカーと言うらしく、現在工事中でした。
全く知らなかった。
2020年に完成とのことなので、そのときにまた来たいと思いました。
鹿たちも元気そうで何より。
山頂なだけあって風が強く、ユニクロのウルトラライトダウンを羽織っても問題ないほど。
日中の暑さが嘘のようです。
平日のおかげか、観光客はそれなりでした。
しかし、この風が今回の撮影を難航させました。
正確には、風が強いことは予想していました。
予想外だったのは三脚です。
完全に選択をミスりました。
私は三脚を2本持っています。
1つはSLIK U9800というもので、オリンパスE-M5を買ったときに一緒に購入したものです。
もう1つがTycka TK102という中華製の三脚でD800E購入に合わせて手に入れました。
SLICの三脚は耐荷重2kgで、D800Eと24-70F2.8の組み合わせでは明らかに役不足です。
しかし、今回わたしはこの三脚を選んでいきました。
もちろん理由はあります。
最大の理由は高さです。
稲佐山の展望台には当然ながら安全のために柵があります。
Tycka の三脚ではこの柵を躱すのが難しいのではないかと思いました。
そして、室内で使う分には、SLIKの三脚でも問題なかったのです。
しかし、結果として大失敗でした。
風に煽られて三脚の足がしなるしなる。
しかも雲台に緩みが発生していたようで、ネジをどんなに締めてもカタカタします。
重しを下げて三脚を安定させようとしても、雲台がブレるのではどうしようもありません。
9時頃まで頑張りましたが、ついにあきらめました。
ブログ用に圧縮された画像だとそこまで感じませんが、等倍にすると明らかにぶれているのがわかります。
今回は本当に残念でした。
稲佐山に行くときには、風が強いことを覚悟して行ってください。
夏でも上着を持っていったほうが安心です。
そしてしっかりした三脚を持っていってください。